君と指切り〜10年の軌跡

学校から帰宅すると
家の前で、たたずむ女の子がいた。


「優花さん?」

「あ、名前、奈都芽ちゃん?…だよね」

「はい」

「突然ごめんね、少し話したいの」

「私の部屋に行きます?」

「ううん、そこの公園で良いよ」


2人で公園のベンチに腰掛けると
優花が、静に口を開いた。
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