ヒマワリすず詩集3-エメラルド編-
吹雪の中
冷たい木枯らしが

私の前を吹き抜ける

冷たい冬風が

空っ風のように

吹き抜ける

風は私を包んで

優しみをそっと寄り添うの

それが風

もう吹雪が吹くと

私の身体は誘われるように

押されては雪が顔に

降りかかる
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