私の恋物語。
第1章 幼なじみの私たち
生ぬるい仲
-キーンコーンカーンコーン-
放課後だ!今日は二人とも部活はないはず!
私は彼らがいる2-5へと走った。
ーガラガラー
「優ちゃん!海!今日はバスケ部ないないですよね!だから、三人で一緒に帰りましょう!」
これはダメもと。だって、もう分かってるもん。二人がなんて言うかなんて。
「あぁ~、ごめん。今日はバスケ仲間と遊ぶんだ。また今度な」
ほらね、海はいつもこう言う。私は平温を保って
「そっか、分かった!」
って言った。本当はすごく悲しいけど。
「海はどうすんの?来るの?バスケ部員はみんな来るぞ」
え?本当にバスケ部で集るの?
「………………嘘はやめたらどうだ。」
「っ?!……………」
やっぱり………ね。
はっきり言ってくれるのは嬉しいけどやっぱりちょっと傷つくな。
「俺は………」
優ちゃんはそう言うと私の方へ歩いてきた。
「」