光輝く彼を見つめて
表彰式、メダルと賞状をもらって
海翔の初めてのジュニア大会が終わった。



金色にきらきら光るメダルを首から下げた
海翔は、歓喜溢れている表情で目がうるうる
しているのが分かった。




帰りの車の中で、私は衝撃な事実を知る…



「え???今なんて??」



「だーかーらー♪アイツは俺らと同じ

スイミング出身って言ったの」



海翔にめっちゃ呆れた顔をされている…



「ウソ?知らないよ」


「へぇーまぁ俺も知り合いだし」


「そーなの?会ったことあったのかな?」


「知らん…しかも、美緒とタメだし」


「え??」




全く知らなかった…








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