光輝く彼を見つめて
「イルカのショーあるらしーから、行こう?」


「そーだな。あっ!危ない!!」


「わっ!?」


「大丈夫?」



暗闇で階段が見えなくて、倒れそうに
なったのを、水原くんが支えてくれた。



「ありがとう」


「ケガしてねぇ?」


「うん。びっくりしたぁ~」


「イルカは逃げねぇから」


「ヒドイ!分かってるよ~」




私の言葉に、ちょっとバカにしたような笑顔を向けられたけど…きゅんってなってしまった…






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