光輝く彼を見つめて
転校生
おとといの衝撃の事実から熱が冷めないまま
月曜日、学校が始まった。


「行ってきまーす!」


私は先に出た海翔を追いかけた!



「海翔!一緒に行こうよ」


「また?」


「何その顔…いいじゃん

駅まで一緒なんだし」


「はいはい」



諦めた海翔と隣に並んで歩く。


年子な私と海翔は兄弟と言うよりも
双子のように育った。



と言っても私が海翔にいつもくっついてたって
話だけど…



「今日、練習見に行くね」


「それは俺を見に来るの?」


「え?」


「アイツがいるのか見に来るんでしょ」




はい…図星です



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