光輝く彼を見つめて
電車に乗りると、高校まで歩いていく。
正門をくぐると、海翔が美緒に手を振った。


「じゃーな、美緒!」


「またねー美緒ちゃん」


「バイバイ」



海翔と和くんとバイバイして校舎に向かった。



「おはよー美緒」


「おはよ」



高校に入って、すぐに意気投合した親友の
結羽(ゆう)に後ろから声を掛けられた。



「ねぇー聞いた?

転校生来るらしいよー」


「そーなの?」


「かなりのイケメンらしい…」


「噂だけじゃない?」



私と結羽はそんなことを言いながら
教室まで行った。





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