光輝く彼を見つめて
ゴトッ!


荷物を乱暴に置いて、ドカッと座った。



「よろしくー」


「あっ…はい、よろしく」


「ふっ…」



突然話掛けられて、焦る私に吹き出して
笑われた…



恥ずかしい…



休み時間になると、彼…水原くんの周りには
たくさんの女の子たちが集まった。



「どこから引っ越してきたの?」


「あーアメリカ」


「「「「え???」」」」



みんな方針状態…



「広くんって読んでいい?」


「呼びた~い」


みんな質問攻め…


水原くんはそんな女の子立ちに少し面倒くさそうに、どーぞーと答えていた。



そんな水原くんをこっそり隣から
見つめていた…







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