光輝く彼を見つめて
「ただいま~」


「おかえり。

あらっ、一緒だった…え?」


「母ちゃん、俺と美緒付き合ってるから」


「…………」



無言のお母さんに、冷や汗が…



やっぱり…受け入れてはもらえないよね…




「座って」



リビングに入って、ソファーに座った。




「ごめんね…

お母さん、言ってないことあるのよ。

美緒がハタチになったら、言おうと思ってて…



実は、海翔と美緒は血は繋がってないの…」


「「え?」」




ほんとに…??




「海翔はお父さんと出会う前に付き合ってた

人の子なの。

それを承知で、お父さんと結婚したの。」





まさかの展開にお互い、何も言えなくなった…



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