光輝く彼を見つめて
スイミングに着くと、後ろからすぐに
誰かが入ってきた。



「おっ!広じゃん」


「海翔くん、久しぶり」


「今日から来ると思ってたぞ」


「またよろしく!」




仲良く話す2人を私は見つめていた。



そんな私のことをちらっと見た水原くんは
冷たい目線で呟いた。



「海翔くんの彼女だったんだ。

純粋そーに見えたのに、ラブラブなこと」


「え?美緒のこと知ってんの?」


「あー同じクラスで隣の席」


「あっ、そーなんだ。

でも彼女じゃなくて、妹」


「は?妹?」



私は言葉に出来ずに、こくりと頷いた。





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