光輝く彼を見つめて
「あっ…海翔もちゃんと見ないと

あとで怒られる…」


海翔を探すと、ちょうど泳ぎ終えて
私の方を見ていた。



私と目が合うと、一瞬にやっと笑った…




「あっ…見られた?」



私が小さく呟いたのも読み取れたらしく
うんうんと頷いていた…




何でもお見通しだな…




水原くんと海翔を見ているうちに
あっという間に練習時間が終わっていた。



海翔が着替えてくるのを更衣室の前のベンチに
座って待っていた。





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