光輝く彼を見つめて
「良かったな。

でも広はモテるから…浮かれるなよ」


「わかってるって~」


「でもアイツはやっぱすげぇーよ」


「え?」


「オリンピックとか行くかもな」


「海翔も行けるよ!」


「頑張るよ!

美緒が応援してくれれば」


「応援するよ、当たり前じゃん!?」


「広の応援で忙しいんじゃねーの?」


「何言ってんの?

海翔の応援もちゃんとするよ」



私の言葉に海翔は爽やかな笑顔を見せてくれた。




< 33 / 156 >

この作品をシェア

pagetop