光輝く彼を見つめて
そして、遠足当日。


「行ってきまーす!」


「美緒、俺も行く」


「海翔早いね~」


「早く目、覚めたから」


「そーなんだ」


「すげぇーテンション高いな。

誰かさん効果で…」


「でもー緊張して、うまくしゃべれない

んだもん。どーしよう…」


「俺だと思ってしゃべれば、平気じゃん」



海翔の声に頷くも、考え込む私の腕が
引っ張られた。






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