光輝く彼を見つめて
気が付いたら、海翔の胸の中にいた…



「海翔…?」


「美緒なら大丈夫。

お前は笑ってた方が絶対可愛いから

ガンバレ!」


「…うん。ありがと…」




頭を優しく撫でながら、優しい声を
掛けてくれる海翔にドキドキしてしまった…



頭をポンポンとされて、体が離れると
何とも言えない淋しい気持ちで
いっぱいになった。



「美緒?」



歩き始めた海翔が振り替えって私を呼ぶ。



「待ってよー」


「どーした?ボーッとして」


「ううん。何でもなーい!」



駅に着くと、知らない女の子が近付いて来た。







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