光輝く彼を見つめて
「お化け屋敷行かない?」


「お化け屋敷?」


「恐い?」


「まぁね…でも水原くんと一緒なら…」


「うん、手繋いでれば大丈夫だよ」



繋がれた手を見て、ドキドキしている私を
遠くで海翔が見ていたことは気づかなかった…



本当はお化け屋敷はかなり苦手な私。


でも水原くんと一緒なら入ってもいいかなって
思っちゃった私は、かなり単純ちゃん…



「何か、結構本格的なんだね…」


「そーだな。恐かったら我満しないで言えよ」





水原くんにべったりくっついて…手もぎゅっと
握って、恐すぎるけど何とか歩いていた。





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