光輝く彼を見つめて
バスの中で散々質問攻めに合い
ほとんど喋ることになった私…



恥ずかしすぎる…




学校で解散になって、歩いていると
前を海翔が歩いていた。



「あっ!海翔~」



私が呼ぶと、チラッとこっちを見たのに
そのまま歩いて行く海翔。



「海翔~待ってよ~」



走って海翔の隣まで追い付いたのに
海翔は黙って歩いていた。



「海翔?どーしたの?」


「……別に」


「へ?何それ…全然別にって感じじゃない

じゃん!」


「………」



無言を貫く海翔にイラっとした。



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