光輝く彼を見つめて
あれから3日、海翔とろくに話をしていない。

すれ違っても、ご飯を食べていても
目を合わせないし、喋りかけても
素っ気ない返事…



「はぁ…」


「どーしたの?ため息なんて」



隣から水原くんが心配そうに呟いた。



「うん…何か、海翔が変でね…

家の中が重い空気なの…」


「変って?」


「機嫌悪いし、素っ気ないし…」


「ふ~ん…ここんとこ水泳でもそーだよ

何かあった?」


「わかんないんだけど…遠足行った帰りから

機嫌悪かった…」



水原くんは何かを考えるように黙った。



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