光輝く彼を見つめて
「今日さ、水泳見に来ない?」


「え?」


「予定ある?」


「あーないよ…」


「じゃ、決まりね!」



にこっと笑った水原くんにきゅんっとした!




放課後、水原くんと学校を出てスイミングに
向かった。




「来月、夏の大会見に来るでしょ?」


「うん!もちろん♪」


「あ~ウソみたいだな~」


「え?」


「だって春の大会の時、初めて水原くんのこと

知ったんだもん」


「そっか、今度はオレのことも応援して

くれる?」


「え??…もちろん…」



突然の水原くんの言葉に、体中が暑くなった。


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