光輝く彼を見つめて
「美緒?」


「ん?」


「何で抵抗しねぇーの?」


「わかんない…

でも海翔にぎゅってされるの安心する」


「そっか。

美緒は俺に安心してんだろうな」


「うん…たぶん」


「じゃあ、しばらく抱き締めさせて?」



私は頷くと海翔の腕の力が強まった。


< 60 / 156 >

この作品をシェア

pagetop