光輝く彼を見つめて
家に帰ると海翔がリビングから出てきた。


「おかえり」


「あれ?海翔、練習は?」


「あー熱あるから、休んだ」


「え?大丈夫?」


「たぶん」



すたすたと階段を登って行く、海翔を
追いかける。



「海翔!熱計ったの?」


「あぁ、大丈夫だって

うつるから、部屋来るなよ」


「うん…」



パタッと閉まったドアの前で動けずにいた…





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