光輝く彼を見つめて
ゆっくりと唇が離されて、海翔の手が頭の上に
ぽんっと乗った!


「すげぇー可愛いな、美緒。

はまりそう、俺」


「海翔…私…」


「分かってる。

美緒の気持ちは…じゃあ俺、寝るな」


「おやすみ」




最後に、ちゅっとまたキスされた…



階段を下りて、リビングに入ってからも
胸のドキドキはおさまらなかった…



海翔のこと…どー思ってるんだろう…



でも、抱き締められて、キスされて
全然嫌じゃなかった。



むしろ、もっと…って思ってる自分もいた。



台所で水を流しながら、ボーッとしていた…






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