光輝く彼を見つめて
放課後、昇降口まで行くとすでに海翔が
壁に寄りかかって待っていた。


「海翔!お待たせ」


「行くか」


「うん!」



私と海翔が歩いていくのを、昇降口から
水原くんが見ていたらしい…



「調子どぉ?」


「いいよ!怖いくらい」


「すごいじゃーん!」



私が笑顔を向けると、海翔は照れて顔が
赤くなった!



「照れないでよ…私も恥ずかしくなる」


「仕方ねぇーだろ。

美緒が可愛いから」


「もう~」



お互い照れて、駅まで口数少なくなった…





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