光輝く彼を見つめて
「サンキュー、行くか」


「…うん」


「キスし過ぎた?」


「海翔って、キス魔なの?」


「美緒といると、キスしたくなるの」


「…もう…」



ちょうど、路地を出たら水原くんが
目を丸くして見ていた。



「水原くん…」


「先に帰ったのに、追い付いたし

何してたの?」


「ちょっと用事だよ」



海翔がすぐに誤魔化してくれて、ホッとした…



でも、きっと水原くんは何か感ずいている…


そんな気がした。



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