光輝く彼を見つめて
「ん?」


私の視線に気付いた水原くんが、こっちを
向いた。



「魚、好きなんだなぁ~と思って」


「うん。食べるのも見るのも好きだな」


「え?食べるのも?」


「ははっ。意外だった?」


「ちょっとびっくりしただけ~」


「次、行くか」



その奥には、タコやサメ、さっきよりも
大きい魚たちが泳いでいた。



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