【完】クールな君に胸キュン中!
桐谷くんの言葉を遮るまでして、強く言い切った。
そのくらい自信があるからだ。
「桐谷くんを嫌いになんて、なるわけない……!」
そんなこと、天と地がひっくり返ってでもあり得ない!
「どうしてわかるんだよ……っ」
「わかるよ!あたしの気持ちはあたしがよく知ってる!」
出会った頃から今日までずっと。
1ミリたりとも、この気持ちが変わったことはなかった。
「桐谷くんに、これでもかってくらい惚れてるから!
好きだから!大しゅきだから!!」
「…………」