イケメン×2+美少女
「ねぇみか?どうしてこんな端っこを歩くの?」
「ん?
………日陰あった方が涼しいでしょ?」
あっ…
聞かなかった方がよかったかも…
みか…男嫌いだった…
確かに端っこは男の人が少ない。
そう思いながらみかの後ろに着いて行くと…
「ねぇねぇ、君たち。俺らと一緒に遊ばない?」
誰だろう?と後ろを振り向くと知らない男の人が3人いた。
みかの体は異常なほど震えていた。
「ねぇ聞いてる?」
しまった…
返事しなきゃね…
「…ごめんなさい。友達と来ているんで…」
「えー…じゃぁ、その友達も一緒に遊ぼうよ。それならいいでしょ?」
そう言って私とみかの腕を掴む男の人達。
「離してっ…!私に触るな…!」
みかは必死に叫んでいた。
でも男の人の力に敵うはずもなくどんどん引きずられていく。
その時…
「てめぇら何してんだよ」
玲海の声が聞こえた。
「は?お前誰だよ」
「そんなの関係ねぇだろ。
つーかその手離せよ。
こいつら俺の連れなんだけど」
「…くそっ…!
行こうぜっ」
そう言い去っていった男の人達。