イケメン×2+美少女
「困った奴らだな、あの2人は」
玲海は困った笑顔と子どもを見守るお父さんの笑顔で2人を見ていた。
あの2人も大きくなったら、恋愛とか…私達が経験してきた事をするんだな…
子どもの成長なんてあっという間なんだから、この時間も大切にしないと。
「きゃははは!」
突然聞こえてきた、明らかに酔っている笑い声。
その声の主は…
「ちょっ、美月!飲みすぎだ!」
美月らしい…
彼氏の紅人さんが注意している。
「…お願い…もうちょっとだけ…飲ませて?紅人先輩」
おっ、上目遣い美月の参上だ!
………あーあ。
そんなことしたら紅人さん…
「わ、わわ分かった…」
って照れながら言うしかないじゃん?
甘いね〜、熱いね〜。
見てて恥ずかしいよ。