ただ君のそばにいたい

「海野グループの息子がなんだ」

「楓空と琥珀をもらいにきた。」

「なんだと?そんなこと許すと思うか!」

「虐待してる養父母に選択肢はない!
こいつらは俺ん家で暮らす。
警察にも連絡してる。お前は楓空のホントの親の星崎リゾート会社の金を横領してることがわかってる。
間違いなく刑務所だ。しっかり反省しろ」




そんなこともあり、星崎リゾート会社の金を横領してることがわかり
おじさんって言う奴らは刑務所に行った。





そして俺は琥珀と楓空の荷物を俺ん家に移動させた




おやじとも話した。
俺が今は母さんのこと許せない。けど
楓空のおかげで許すことはできなくても
新しく進むことはできそうだ。
そういうとオヤジは涙をこらえ
母さんの墓の前で懺悔した。
なんだか、少し、ほんの少しだけど
わかり会えた気がした。



楓空のホントの親は興味がなさそうで
話して無駄だったが楓空はその話を聞いて
泣いた。

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