ただ君のそばにいたい


3年後…



俺たちは二十歳になった。



楓空は2年前に無事に退院し、俺の家で琥珀と親父と四人で暮らし出してた。


俺はオヤジの会社を継ぐために勉強におわれる毎日で、忙しかった。
オヤジは仕事には誰よりも誠実で驚いた




俊哉と和華羽は互いの両親を説得し
今日結婚する。




結婚式に行くと


タキシード姿の俊哉がいた。



「よぅ、俊哉。馬子にも衣装だな。」

「おいっ!久しぶりに会ってそれはねぇよ!
カッコ良すぎてやばいだろ!な!和華羽!」

「やめてよ、とし。恥ずかしい」


そう言う和華羽のドレス姿は美しかった




「和華羽!!」


そう俺の1番聞きたい愛しい声が聞こえた


楓空は和華羽と不思議なくらいとてつもなく仲良くなってた。


「楓空!きてくれてありがと!」

「来るよそりゃ!めっちゃにあってる!
俊哉くんは…馬子にも衣装だね(笑)」

「楓空ちゃん!ひどい!」

「よしよし、トシ兄。なぐさめてあげるー」

「琥珀!お前いくつだよ!」



小1の琥珀にも馬鹿にされてる俊哉だったけど

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