ただ君のそばにいたい

翌日


「よっ、楓空おは…よ。髪切ったのか?」

優雲は普通に話しかけてきたつもりなのか知らないけど語尾が戸惑ってた。

それもそうか。髪短くなったし。
セミロングだった私の髪は見事にショートになった。

けど、冷静に

「おはよ。ん、ダメなの?」

「あ、いや、意外と似合うな。」

「…ぅん、ありがと。」

「何かあったのか?」

「…別に何もないよ?
強いて言うなら隣がカマチョすぎてうざいとこ。」

「俺かよ。」

「ほかに誰がいるの」




…言ってたつもりだった
けど、何故だか悲しかった。



…あの子達にらみ過ぎ。




視線を感じて少し前を見ると
永丸里緒菜ナガマルリオナとそのとりまきが
私を睨んでた




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