ただ君のそばにいたい



ドン!ザッ、


「った。…はぁ、またあんたたち。」


あたしはいつの間にか押されて倒れていた。


永丸里緒菜は

「あたし言ったわよね?
金輪際、優雲くんに近づかないでって。」

「別に好きで一緒にいるわけじゃないし。
それに本人に言ったらいいじゃん」

「髪切られただけじゃ物足りないの?」



怖いっすよ。目が血走ってる。

冷静に思えるあたしの方が怖いかな。
なんて考えてた。

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