ただ君のそばにいたい

「…なによ。」

「あんたらお金と顔の目当てなの。
中身見てないの。」

「・・・・・」

「そんなんでよく好きとか言えるね。
笑えるよ。」



「優雲はねうざくて暑苦しいけど」



「人の気持に敏感で優しい人なの。
口悪いし性格最悪だし毒舌だけど
自由なの。」


「あんたに何がわかるってのよ。」


すごい剣幕で永丸は右手を挙げた。

あたしは反射的に目をつぶった

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