ただ君のそばにいたい
しばらくバイクを走らせて海についた。
「ついたぞ。」
「…これが海なんだね。」
…初めて見たけど綺麗だな。
しかも広い…
「きたことねぇのか?」
「うん。テレビで見たことあるくらい
だから一度来てみたくて。」
「そぅか…。俺とこれて嬉しいだろ(笑)」
「そうだね。これて嬉しいよ
俺とこれてってとこ自意識過剰だけど。」
あたしはそう言って波の近くまでいった。
「楓空。なにを考えてる?」
優雲は学校で聞いたことをもう一度聞いた。
あたしは、覚悟をした。
「優雲、今から話すことの感想言ってね
あたしの友達の話。」
「急になんだよ。」
「率直に思ったこと聞かせて欲しい。」