ただ君のそばにいたい


「てか、星崎さん、
あんた可愛いからって調子に乗らないで。
どうせあんたもお金と顔の目当てでしょ?」

「は?あんた…も?」



楓空はその言葉で顔をあげ
今までにないような怖い顔をしていた。



「…なによ。」

「あんたらお金と顔の目当てなの。
中身見てないの。」

「・・・・・」

「そんなんでよく好きとか言えるね。
笑えるよ。」


・・・・・楓空…おまえ強いな。





「優雲はねうざくて暑苦しいけど」

…おい。




「人の気持に敏感で優しい人なの。
口悪いし性格最悪だし毒舌だけど
自由なの。」




楓空…なんでそこまで…
それ以上になにかされるぞ。。。


「あんたに何がわかるってのよ。」


すごい剣幕で永丸は右手を挙げた。

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