ただ君のそばにいたい


ぱしっ


「はーい、そこまでー」

「…!俊哉くん。優雲く…ん」

「暴力はいけないよー。」



俺は、俊哉が永丸の手を掴んだ瞬間、
叩かれる覚悟で目をつぶっていた
楓空の手を取り抱き寄せていた。




少し…少しだけど震えていた。


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