ただ君のそばにいたい


「優雲、早く起きて学校に行け。」

「てめぇに言われなくても行くよ。
てめぇの顔なんて
朝から見たくないっつの。」

「父親に向かってその口の聞き方はなんだ」

「誰が父親だよ。」


バタンっ。


俺は強めにドアを閉めた。
父親のアイツに朝から会ったせいで
気分が悪かった。





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