ただ君のそばにいたい
「ゆぅーーーーーーーーーーう!」
「寄るな。喋るな。触れるな。」
「ちょ、優雲ひどいわ。
せっかくこの橋本俊哉さまが
遠いところからわざわざ
お迎えに来たのに。」
「は。遠いところからわざわざって、
お前ん家、俺んちから見えるし」
「てへっ☆」
「気持ち悪い。」
「相変わらず冷めてますな。」
こいつは橋本俊哉。俺の幼なじみ。
小さい頃から一緒で
おれのことをよく知ってるやつだ。