ただ君のそばにいたい
「俺は、和華羽とは偶然知り合ったんだ。
あいつが絡まれてるところ助けて。」
~大丈夫か!?
ありがとう。助けてくれて~
それが最初の会話だった。
「最初は気軽に話せる友達だった。
けど、だんだん素直で明るくて優しいあいつに惚れてった。
だから俺は、想いを打ち明けた。」
~好きだ。俺と付き合ってくんねぇか?
大事にするから。
…うん。私こそよろしくおねがいします~
「そしたらさ、和華羽も俺を好きだっていってくれたんだ。
本気で嬉しかったし、あれが最初で最後の告白になった。
普通の恋人みたいに過ごせるのって
こんなに幸せなんだって
和華羽のおかけで思えたんだ。」