ただ君のそばにいたい
ドン!!!
「ぃ…って」
「すみません。大丈夫ですか?」
「あぁ、別に大丈…夫」
・・・・・可愛い。
女どもに押されたのか?
「優雲、大丈夫か?顔赤いぞ。
…ってあれ?君・・・たしか・・」
「俊哉、知り合いなのか?」
「もち。てかこの子だよ。
噂どうりカワイイなー。な?優雲?
けど、俺たちは媚な…。
『すみません、いそいでるんで。
ほんとごめんなさい』」
そういった女はそそくさと行ってしまった。
「んで、誰あいつ」
「だからさっき言ったじゃん。
あの子だよ。星崎楓空。」
「ふーん。あいつね。」
「え。珍しいじゃん。優雲が興味持つの。」
「勘違いすんな。興味ねぇ。」
俺たちはうるさい女どもを横目に
教室に入った。