人を信用する事を教えてくれたのは‥‥
父親の暴力
私には小学5年生まで
’’父親’’がいた。
私が6年生になると同時に親は離婚
理由は父親のDVだ

毎日殴る蹴るなんて当たり前。
時には包丁が飛び交い
手をコンロで焼かれそうになる。
父親はシラフの時は多分普通な人だ。
おこずかいもくれるし、
夏祭りも一緒に行った。
だけど、お酒が入ると人格が変わったように荒れ狂う。
けど、シラフに戻ると
「ごめんな‥‥痛かったな‥‥
もーしないから許してくれ」
と、泣いて許しを求めてくる。
その度に淡い期待をして次こそは‥‥
と、信用する。
だけど、変わることなんてなかった。

ただ、愛してほしいだけなのに‥
希望は絶望に変わりいつの間にか恨みになっていた。

何で私が‥‥

何で誰も助けてくれないの?

近所の人は見て見ぬ振り
聞いてない振り。
毎日鳴き声怒鳴り声物が壊れる音を聞いているはずなのに‥‥

いっそこんな人生終わらしてやる!
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