粉雪のファンタジー




そして俺は純先輩に 電話をする。



『あ。こんばんわ。』



『オオ♪
涼か!』



『あの
遅くにすみません。俺その雪さんと、
付き合う事になって。』



『そーか!
よかったな♪
よろしく頼むよ。』



『ハイ、あの
有難うございました。』



『ああ。
またな?涼~
おやすみ』



『おやすみなさい♪』


俺は純先輩に
心から感謝していた。
純先輩のおかげで、雪と逢えたんだから。



有難うございます。先輩、本当に……



俺はそれから
シャワーを浴びて、眠りについた。



雪と付き合いだして1週間が過ぎていた。だが、悲しい事に
俺の仕事は忙しさのピークにきていて、オフが全然
取れないでいた。



せっかく
付き合えたのに。



後輩にグチる事も
しばしばだった。



ただ、電話は毎日してた。今の俺は
それだけでも充分。電話だけでも、
俺は雪に、
どんどんどんどん
惹かれていった。



優しくて可愛いい声が、ほんとに
可愛いいんだ♪
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