無敵ガール!1【2執筆中】
そんな感じで馬鹿な話をしているうちに放課後。
「明日ぐらいかな。い、や、が、ら、せ」
「そうだね。いざとなれば財閥動かせば?」
「ううん。それはしないよ。」
私は姫神財閥の名に泥を塗るような事出来ない。ううん、”しない”。
私、姫神財閥の名に誇りをもっているもの。だから私は姫神財閥に相応しい令嬢になるって決めてるの。
「そっかぁ、名を汚すわけにはいかないもんね。って私もそうか!」
「陽花だって南川財閥の令嬢じゃん。
おジョー様」
「”おジョー様”って失礼な!
れっきとした令嬢ですぅー!」
ぷんぷんと怒っている陽花を宥めながら、明日はどんな嫌がらせか楽しみにしていた。