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真面目な顔で青木が私を見ていた。


「…夜遅く男の部屋に入るって意味わかってる?」


私に諭すように言ってくる。


「わかってる」


子供じゃないんだからわかってるよ。


「…部屋に入ったらどうなるかわかってる?」


「わかってる」


「…やっぱり、帰るって言っても帰さないよ」


「わかってる」


強気な私は青木の目を反らさずに言う。


ちょっと困った顔の青木が次の言葉を考えてた。


強気な私は青木の顔から視線を反らさない。








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