interesting
私、筒井みゆき。
入社7年目の28歳。
ここ4年、新人指導を担当している。
ナンダカンダと課長に言いくるめられ私に廻って来る。
今年もこの時期に私の小言がオフィスに流れる。
窓に目を向ければガラスに雨が流れていた。
梅雨真っ只中。
今日も雨かぁ~と、落ちそうな気持ちを持ち上げる。
私だってこんな役回り好きでしてんじゃないのよ。私にも何も分からない新人の頃はあったから失敗した愛奈ちゃんの気持ちは分かる。
うなだれてる愛奈ちゃんに視線を戻す。
「佐藤さん。
ミスしたら何故したか考え、どうしたら未然にミスを防げるかの対処を考えるのも今のあなたの仕事の1つなのよ。
私の言いたい事、解る?」
「…はい」
「…よしっ。ちょっと休憩しよっか?
4時前だし、定時まで頑張ろうっ」
入社7年目の28歳。
ここ4年、新人指導を担当している。
ナンダカンダと課長に言いくるめられ私に廻って来る。
今年もこの時期に私の小言がオフィスに流れる。
窓に目を向ければガラスに雨が流れていた。
梅雨真っ只中。
今日も雨かぁ~と、落ちそうな気持ちを持ち上げる。
私だってこんな役回り好きでしてんじゃないのよ。私にも何も分からない新人の頃はあったから失敗した愛奈ちゃんの気持ちは分かる。
うなだれてる愛奈ちゃんに視線を戻す。
「佐藤さん。
ミスしたら何故したか考え、どうしたら未然にミスを防げるかの対処を考えるのも今のあなたの仕事の1つなのよ。
私の言いたい事、解る?」
「…はい」
「…よしっ。ちょっと休憩しよっか?
4時前だし、定時まで頑張ろうっ」