interesting
なんでココに?


心の声が小さいけれど口に出ていたらしい。


「ここに住んでるから」


人差し指を上に向けて返事をしてきた青木。
そのまま、私の方に近づいて来る。


「な、何?」


一歩、後ずさる。
私の肩越しに5のボタンを押した。


まぎらわしい事すんなっ。


青木が私を見ながら壁に寄りかかる。


青木の視線を感じながらエレベーターの矢印を見ていた。


早く3階に着いてーー。






< 23 / 148 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop