キョウちゃんの宝もの
あとがき
愛したいのに、愛されたいのに、想いが上手く伝わらない。
愛しているのに、愛されているのに、心がつながらない。
親と子の哀しいすれ違い。
そのすれ違いは、更に、世代を超えて受け継がれていく……。
そんな現実が哀しくて、
あなたが悪いんじゃないよ、
あなただけが悪いんじゃないよ。
その連鎖は、本当は、断ち切ることができるんだよ。
そう伝えたくて書いた作品です。
元々は絵本にしようと思って書きました。
だから、1ページ、1ページの文字数がとても少なくなっています。
文章だけで、どれだけ伝えられたのか、不安ですが、少しでも、あなたの心に何かを残せたのなら、嬉しいです。
もし良かったら、この作品を読んで、どう感じたのか、ぜひ教えて下さい。
織音♪
2014年6月14日