浅葱色の唄
そっと人の気配を感じた





ーーーー「あの、沖田さん…ですか?」





甲高い女の声が耳鳴りした






ーーーー「そうですけど…」






振り返り人を見ると



これまた美しい少女がいた



少女は俯きながら





ーーーー「半年前此処で貴方に命を救われた者です。」





と言ったのだ
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