浅葱色の唄
(……っ、何故ですの?

何故、そんなに冷たい視線を寄こすのですかっ…)




沖田からの目線だけで薫の顔は青ざめ


全身が震えていた




薫をズタズタにするのには

ーー…沖田の目線だけで十分だった…




「君達はもう寝なさい。それと、もう華さんに近づくんじゃ無い。

欲求不満ならば島原へ参れ。…それと薫、後で僕の部屋へ来るように。」




冷気は依然と残ったままだった

沖田は華を抱きかかえ部屋に連れ戻した。









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