意気地なしの初恋

付き合いたての特権

付き合い始めて2週間がたとうとしていた。
私達は、毎日一緒に帰っていた。
そして、呼び方も変わった。渡部君は私を
『陽菜』
と呼ぶ。私は
『翔』
と呼んでいる。
そして、手を繋いで歩くのもキスするのもハグするのも、全てが初々しい。
一番この頃が幸せだったのかもしれない。
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