意気地なしの初恋
今日も一緒に帰った。
「今日どこ行く?」
こんな事を不意に私は言っていた。
「俺んちくる?」
「え?」
「え?あっ。嫌だった?」
「ううん。行きたい!翔の家」
「じゃ、行くか」
「ご両親いるんじゃないの?」
「いないよ。俺の家族特殊だから」
「そっかぁー。」
「行こ」
私頷いて歩き始めた。
翔の部屋に入って私はベットの上に座った。
翔は飲み物を持ってきてくれた。
「ありがと!」
と言って受け取った。
しばらくときが過ぎて
急に翔がこっちを向いた。
なんだろうと思って翔の方を見たら…
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